「ボウ」の心理テスト

年末に買った重松清「哀愁的東京」(角川文庫版)。

哀愁的東京 (角川文庫)

哀愁的東京 (角川文庫)

東京という街で、新作が書けなくなった絵本作家、フリーライターで生計を立てる男が、さまざまな人との出会いと別れを連作で綴った長編小説。
哀しいけれど、その哀しさが、妙に心に引っかかる佳作です。

その中の一編が「ボウ」。
自分を見失ったエリートサラリーマン(かつての同級生)のエピソードに出てくるのが、「ボウ」の心理テスト。

「ボウ」と読む漢字を思い浮かべた順に、3つ上げていく。
それで、現在の自分の心理状態がわかる、というもの。


作家の創作なのか、どこかからの引用なのか? 
真偽のほどは、定かじゃないし、自分の結果は書かないけれど・・・
結構、感じるものがあるのではないかと(ふと)


あなたはどんな漢字を思い浮かべますか?